労働法と配置転換

家庭を持ちながら仕事する女性

 

不当な配置換えと思えたら、意思表示をはっきりとさせ、実行出来ることはしてみましょう。それでも、解決しない場合は、労働局に「個別労働関係紛争のあっせん制度」があります。無料ですので、これを利用してみることも良いでしょう。

 

結婚によって不当な配置換えをされることは、労働法に触れるという知識があれば、ある程度、会社側と交渉できるはずです。

 

 

やはり、家庭を持ちながら、女性が仕事をしているのは、とても大変なことだと思います。結婚後は、妊娠、出産、育児も控えているでしょうからね。
仕事と両立させて、家庭を切り盛りすることが出来ると言うことも、女性ならではの強さだと思います。

 

ですから、社会でバリバリ働きながら、立派に家庭も守っていくような女性が増えることは、国にとっても良いことです。

 

近年では、男女無差別や、ハラスメント対策など、労働法においても、女性が働きやすいよう、整備されてきています。

 

 

このような背景もあり、女性が家庭以外にも活躍する場所があること、仕事の領域を広げることは、素晴らしいことだと思います。

 

そんな中、結婚による配置換えについては、昔から、当たり前のようにずっと行われてきたことでした。

 

日本の悪い慣習のひとつと呼ぶ人もいるくらい、結婚した後は、奥さんのほうが当然のように別の部署に配置換えされています。

 

もちろん、配置換えによって、新しい分野の仕事に就くこともあるでしょうし、仕事の幅を広げるには、良いこともあるでしょう。